長男ぽこを妊娠・出産したときのことを振り返りたいと思います。
書いてたら思いの外長くなってしまったので、“妊娠編”“出産編”“退院編”に分けていこうと思います。
2021年夏、コロナ禍での帝王切開でした。
(実はこれが初めての記事です。ドキドキ。)
ちょっと小さいなぁ・・・
これは、ぽこが産まれるまで、ずーっと言われる言葉です。
24週の妊婦健診で、成長曲線の範囲より小さいことを指摘されます。
でも、そのときの私は、
まぁ、母体が小さいからなぁ。母親似なんかな。
くらいに、軽ーく考えていました。
(私は42週で、2600くらいで産まれ、今も148㎝しかありません。小さめ!)
なので、あんまり深く考えずに、ふーんくらいに思っていました。
そして27週の健診で、やっぱり小さいということで、NICUの設備が整っている大きな大学病院へ紹介されます。
うーん。元気なんやけど、小さいなぁ。
大学病院でも同じことを言われます。
まぁ、母体が小さいからなぁ。
相変わらず呑気な母親です。
大学病院では、このまま小さいままだと、入院が必要になるかもしれないこと、
私の場合は胎盤の機能が下手くそで、母体からぽこへ届くはずの栄養が制限されてしまっていること、
もしかしたら40週も胎盤が保たない可能性があること、そして、赤ちゃんが小さすぎると、出産の際、産道を通るのに耐えきれず、途中で力尽きてしまう可能性があることを説明されます。
マジか。アカンやつやん。
胎盤の機能の問題だから、お母さんがいっぱい食べたからって関係ないからね。
むしろ、お母さんが無駄に太るだけだから、食事は普通量でいいよ。
成す術なしです。
そんなこんなで、大きくなーれ!と祈りながら仕事や家事をこなし、なんとか産休に入ります。
産休に入ってからは、ぽこの退院着を作ったり、入院バッグを揃えたり。
色々忙しく過ごしました。
そして、35週の妊婦健診!
うん。やっぱり小さいね。来週月曜日から入院しよっか!
Oh…
なごみ、約1ヶ月の入院生活の始まりです。
コロナ禍ということもあり、面会なし、出産時の立会いもなし、次に夫と会えるのは退院の時!(寂しい!)
平日の入院なので、朝仕事に向かう夫を見送った後、最低限の荷物を持って1人での入院。
他の大きい入院バッグは、夕方仕事帰りの夫に持ってきてもらうことにしました。
入院費節約のため、お部屋は大部屋。
幸いなことに窓側のベッドに通してもらい、コロナのPCR検査をします。
陰性が確定するまでは、部屋から出られません。
結果は陰性。
とりあえず、一安心です。
病院内にあるコンビニに寄って、その日の飲み物を買ったり、持ってきた小説を読んだりして過ごします。
夕方、ナースステーション経由で夫から荷物が届きます。
その後、私と夫と主治医2人と、今後の予定の相談です。
この時点でぽこは1500g〜1600gの間らへん。(入院時は36週)
38週になったら、誘発分娩に臨むことになりました。
チャレンジしてみて、ぽこが途中でしんどくなったら、帝王切開に切り替える!
話し合いが終わり、夫は帰宅。
あー、寂しい。そして暇。
翌日からは毎日3回か4回、ノン・ストレス・テスト(NST)という、赤ちゃんの心拍数とお腹の張り具合を確認するテストを実施していきます。
寝転んだ状態(母体のノンストレス状態)で、お腹に2つの器具を当て、赤ちゃんの心拍数と子宮収縮をグラフで表していくものです。
検査時間は20分〜40分。その間、のんびり寝転びます。
特に異常もなく、平和に過ごしていた入院4日目。
感染性結膜炎の濃厚接触者(?)
私の隣のベッドで入院されていた方が、感染性結膜炎になってしまったみたいで。
各部屋で洗面所は共同ということもあり、私も濃厚接触者になりました。
もしかしたら私も罹ってるかもしれないということで、2週間個室で隔離されることになりました。
“隔離”ということで、コインランドリー使用不可。
シャワーも病院側からの時間指定厳守。
もちろんコンビニにも行けず。
お買い物は、看護師さんにお金を預けて、買ってきてもらう。
洗濯物は定期的に夫に取りに来てもらって、家で洗濯したものをまた持ってきてもらうことになりました。
(もちろんナースステーション経由なので夫には会えず。。)
持ってきていた小説はすぐに読み終え、とにかく1日が長かったです。
夫にお願いして、洗濯物と一緒にNintendo Switchを持ってきてもらい、毎日どうぶつの森をプレイしていました。
そして2週間の隔離期間が明けた翌日、誘発剤を使用しての分娩に臨もう!ということになりました。
分娩中もNTSでぽこの心拍は随時チェック。少しでも苦しくなったら、帝王切開に切り替える!(←何回も言われた)
隔離が明ける3日前、担当の助産師さんに当日の流れを確認しました。
朝6時に起床→検温→8時までにシャワー→8時に朝食。
8時半頃にナースステーション集合。
9時から誘発剤、投与。
いよいよ出産が近づいてきて、不安半分、ワクワク半分。
2500g超えてたらいいなぁ、そしたら一緒に退院できるのになぁ。と考えていました。
出産編に続く。
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